32号(新3巻6号)

『宗教研究』32号(新3巻6号)
大正15(1926)年11月1日発行


第1巻第1号

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――目次――
1,口絵,トラジャの死霊祭
2,「文化科学としての宗教学」に対する疑,小野清一郎,Seiichirō ONO,pp.1-10.
3,宗教的作用,久松真一,Shinichi HISAMATSU,pp.11-20.
4,仏典に表はれたる餓鬼の研究,山辺習学,Shūgaku YAMABE,pp.21-34.
5,アイヌの神と熊の説話,金田一京助,Kyōsuke KINDAICHI,pp.35-52.
6,使徒パウロの「聖霊」観(下),蘆田慶治,Keiji ASHIDA,pp.53-74.
7,起信論の成立問題について,特に望月博士の起信論支那撰述論について,林屋友次郎,Tomojirō HAYASHIYA,pp.75-111.
8,仏陀時代の有神論(下),羽溪了諦,Ryōtai HATANI,pp.112-128.
9,東西の神秘思想,Rudolf Otto, West-oestliche Mystik, Klotz, Gotha, 1926,赤松智城,Chizyō AKAMATSU,pp.129-132.
10,不滅の問題,原田敏明,Toshiaki HARADA,pp.133-139.
11,宗教意識と実在,Arthur Drews, Die Religion als Selbstbewusstsein Gottes,
417s. Jena 1925. 2u3Tsd.,石津照璽,Teruji ISHIDSU,pp.140-148.
12,現代支那の仏教研究一斑,南京内学院発行の「内学」について,佐藤泰舜,Taishun SATŌ,pp.149-156.
13,新刊紹介,pp.157-166.