『宗教研究』新第9巻第3号(*69号)
昭和7(1932)年5月25日発行
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――目次――
1,宗教発生論の再建について,宇野円空,Enkū UNO,pp.1-10.
2,宗教音楽表現上の特質,宗教と音楽との関係を論じて,成田恵門,Emon NARITA,pp.11-26.
3,踊る巫と踊らぬ巫,朝鮮における巫の一分類,秋葉隆,Takashi AKIBA,pp.27-41.
4,心・心所に関する有部・経部等の論争,水野弘元,Kōgen MIZUNO,pp.42-54.
5,恵心僧都「往生要集」古板本について,大山公淳,Kōzyun ŌYAMA,pp.55-61.
6,菩提達磨伝の研究,林岱雲,Taiun HAYASHI,pp.62-76.
7,石清水社領庄園史考,細川亀市,Kameichi HOSOKAWA,pp.77-88.
8,般若小品の訳出者について(承前),林屋友次郎,Tomojirō HAYASHIYA,pp.89-102.
9,印度における仏教批評の型,龍山章真,Shōshin TATSUYAMA,pp.103-115.
10,イレネウスの異端排撃書,原始基督教異端諸派研究資料の輪廓,森敬之,Takayuki MORI,pp.116-143.
11,仏教における方便思想について,梶芳光運,Kōun KAJIYOSHI,pp.144-149.
12,松村武雄博士著『民俗学論考』を読む,小山栄三,Eizō KOYAMA,pp.150-157.
13,宗教社会学の意義と問題,J.Wach, Einführung in die Religionssoziologie, 1931,諸戸素純,Sozyun MOROTO,pp.158-166.
14,新刊紹介,pp.167-177.