239号(52巻4輯)

『宗教研究』239号(52巻4輯)
昭和54(1979)年3月?日発行


第1巻第1号

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――目次――
論文
1, 「神の国」のエトスとロゴス:スイス宗教社会主義思想(L.ラガツ)の動態論的理解の試み, 金井新二, Ethos und Logos des Reich-Gottes in Religiösen Sozialismus, Shinji KANAI, pp.1-24.
2, ヤスパースの非神話化批判:方法論的批判を中心にして, 北野裕通, Jasper’s Criticism on the Demythologizing of Religion, Hiroyuki KITANO, pp.25-46.
3, 形而上学成立の宗教的根拠について:自然神学と啓示神学のかかわりの構造, 間瀬啓允, On the religious foundation of metaphysics, Hiromasa MASE, pp.47-62.
4, J.ヴァッハにおける「理解」の概念, 大竹みよ子, Der Begriff des Verstehens bei J.Wach, Miyoko ŌTAKE, pp.63-85.
5, 初期ワッハにおける「宗教学」の理念:類型論を中心にして, 北川直利, Die Idee der “Religionswissenschaft” in den Frühwerken Wachs, Naotoshi KITAKAWA, pp.87-108.

展望
6, CISR(国際宗教社会学会議)東京会議報告, 井上順孝, Nobutaka INOUE, pp.109-118.
7, メンシング教授の死去によせて, 田丸徳善, Noriyoshi TAMARU, pp.119-125.

書評と紹介
8, 田丸徳善編『講座宗教学第1巻 宗教理解への道』, 高橋渉, Wataru TAKAHASHI, pp.126-130.
9, 脇本平也編『講座宗教学第2巻 信仰のはたらき』, 上田賢治, Kenji UEDA, pp.131-133.
10, 宗教社会学研究会編『現代宗教への視角』, ヤン・スィンゲドー, Jan SWYNGEDOUW, pp.133-136.