『宗教研究』季刊第3年第2輯(*108号)
昭和16(1941)年7月?日発行
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――目次――
1,ケルト異教神話の基督教化,松村武雄,Takeo MATSUMURA,pp.1-33.
2,満州の回教について,赤松智城,Chizyō AKAMATSU,pp.34-45.
3,天平の世界観,日本書紀の成立と大仏開眼の問題を中心に,秋山謙蔵,Kenzō AKIYAMA,pp.46-69.
4,回教における Tasawwuf の分類に関する考察,特に akhlāq への発展について,八木亀太郎,Kametarō YAGI,pp.70-96.
5,聖書の霊感について,律法的聖書主義か福音的聖書主義か,橋本鑑,Kan HASHIMOTO,pp.97-130.
6,神道史の対象と其の理念,小林健三,Kenzō KOBAYASHI,pp.131-153.
7,宋版蔵経の研究,動機と目的,鈴木宗忠,Sōchū SUZUKI,pp.154-178.
書評
8,シャマニズム研究への寄与,赤松・秋葉両教授の『朝鮮巫俗の研究』及び『満蒙の民族と宗教』,小口偉一,Iichi OGUCHI,pp.179-187.
9,王治心著『中国宗教思想史大綱』とその訳書,田沢康三郎,Kōzaburo TAZAWA,pp.188-192.