『宗教研究』新第11巻第1号(*80号)
昭和9(1934)年1月1日発行
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――目次――
1,宗教的経験の領域,過程及び類型,宇野円空,Enkū UNO,pp.1-11.
2,耆那教知識論の一節,入諦義経及び其の原註における認識論の解釈,金倉円照,Enshō KANAKURA,pp.12-26.
3,ヘーゲルの啓示宗教,小松摂郎,Setsurō KOMATSU,pp.27-39.
4,提婆品挿入説再吟味,布施浩岳,Hirotake FUSE,pp.40-49.
5,唯識説発達における二潮流(承前),河村節三,Setsuzō KAWAMURA,pp.50-68.
6,平家物語に現れた末世観について(続),宮本隆運,Ryūun MIYAMOTO,pp.69-83.
7,人間死後の霊魂信仰の心理学的研究(下),安倍三郎,Saburō ABE,pp.84-96.
8,了別者と被了別者との関係(下),唯識四分説の一部として,富貴原章信,Akinobu TOKIHARA,pp.97-111.
9,満州薩満教の家祭,秋葉隆,Takashi AKIBA,pp.112-128.
10,現代ドイツ・プロテスタント思想の諸傾向,丸川仁夫,Hitoo MARUKAWA,pp.129-140.
11,マトゥラー彫刻への関心,J.Ph.Vogel, La Sculpture de Mathurā,高田修,Osamu TAKADA,pp.141-150.
12,反宗教運動の建設面,Hecker,J., Religion and Communism,佐木秋夫,Akio SAKI,pp.151-158.
13,新刊紹介,pp.159-180.