学会紹介

概要
本学会は、宗教学の研究に関係する個人および団体の研究上の連絡を図り、宗教学の普及発展を期することを目的とする。1930年(昭和5年)に設立されて以来、すでに90年を超える歴史を有し、宗教研究のための日本におけるもっとも包括的な学術団体である。

会員
本学会の個人会員には、普通会員、維持会員、名誉会員、準会員がある。普通会員として入会を希望する者は、会員2名の紹介をもって申込み、理事会の承認を受けなければならない。役員に選任された者は、普通会員から維持会員になる。名誉会員は、理事会において推挙される。普通会員、維持会員、名誉会員は、学術大会に参加し、研究発表を申込むことができる。また本学会が刊行する学術誌に論文を投稿することができる。
個人会員のほかに団体会員があり、団体会員は準会員もしくは賛助会員として入会することができる。

学会組織
本学会の最も重要な議決機関は総会であり、原則として学術大会の際に開催される。
役員は会長、常務理事、理事、監事、評議員からなる。役員任期は各3カ年である。
会長の下に庶務委員会、国際委員会、情報化委員会、プログラム委員会、『宗教研究』編集委員会、等の委員会が設けられ、それぞれ学会運営の実務を担当している。

学術大会
本学会の学術大会は、毎年秋に3日間の日程で毎年異なる大学等で開催されている。大会初日には公開シンポジウム等が開催され、2日目と3日目に個人発表、パネル発表が行われる。

定期刊行物
本学会は、会員の研究発表の場として『宗教研究』を刊行している。『宗教研究』は1916(大正5)年に本学会の前身である宗教研究会によって創刊され、2023年12月刊行の第97巻第3輯をもって通算408号に達した。現在は、主に学術論文を掲載する本冊が年3回(6月、9月、12月)、学術大会の発表要旨等を収録した「別冊」が1回(3月)刊行されている。9月刊行の本冊は編集委員会が企画する「特集号」である。
2012年からは、英文学術誌Religious Studies in Japanを隔年に刊行している(2022年度より不定期刊行に変更)。

 

 

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