『宗教研究』デジタルアーカイヴ

季刊第2年第4輯(*106号)第6回大会紀要

『宗教研究』季刊第2年第4輯(*106号)
日本宗教学会第6回大会紀要
昭和15(1940)年12月?日発行

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宗教研究復刻版

――目次――
1,宗教学徒の使命,日本宗教学会第6回大会開会に際しての挨拶,姉崎正治,Masaharu ANEZAKI,pp.1-4.

2,基督教団の政治機構について,相原一郎介,Icirōsuke AIHARA,pp.5-7.
3,宗教的実存,青地正長,Masanaga AOCHI,pp.8-13.
4,宗教即生活への一考,藤本一雄,Kazuo FUJIMOTO,pp.14-23.
5,宇宙観の如何と宗教の職分,帆足理一郎,Riichirō HOASHI,pp.24-29.
6,宗教における合理性の問題,星野元豊,Genpō HOSHINO,pp.30-34.
7,宗教的関係における主体の問題,石津照璽,Teruji ISHIDSU,pp.35-41.
8,仏教の解脱的態度と宗教,近藤嘯雲,Shōun KONDŌ,pp.42-47.
9,宗教における現実止揚の問題,諸井慶徳,Yoshinori MOROI,pp.48-53.
10,宗教と系図観念の問題,村田格山,Kakuzan MURATA,pp.54-59.
11,論理の超越と超越の論理,長沢信寿,Shinzyu NAGASAWA,pp.60-66.
12,宗教的儀礼における生と死,中村康隆,Kōryū NAKAMURA,pp.67-73.
13,宗教と科学,西谷啓治,Keiji NISHITANI,pp.74-80.
14,宗教的社会結合,宗教集団の類型とその性格,小口偉一,Iichi OGUCHI,pp.81-87.
15,救済論を中心とするブルンネル神学と親鸞教学について,岡邦俊,Kunitoshi OKA,pp.88-95.
16,宗教と弁証法について,柴野恭堂,Kyōdō Shibano,pp.96-101.
17,宗教と政治,島原逸三,Itsuzō SHIMABARA,pp.102-106.
18,最原始民族の神観念について,棚瀬襄爾,Zyōji TANASE,pp.107-113.
19,宗教的人間学の構想,田沢康三郎,Kōzaburo TAZAWA,pp.114-119.
20,仏教と国家性,禿氏祐祥,Yūshō Tokushi,pp.120-122.
21,国家と宗教との関係と基督教の寄与,富森京次,Kyōji TOMIMORI,pp.123-128.
22,供犠論の整理,宇野円空,Enkū UNO,pp.129-133.
23,初代教会における殉教思想,有賀鉄太郎,Tetsutarō ARIGA,pp.134-140.
24,「神の国」について,福富啓泰,Keitai FUKUTOMI,pp.141-145.
25,初代基督教会の信仰告白とピリピ書2・6-11,橋本鑑,Kan HASHIMOTO,pp.146-151.
26,神名,ヤーウェーについて,石橋智信,Tomonobu ISHIBASHI,pp.152-157.
27,中世仏教徒の神祇観とその文化,鏡島寛之,Hiroyuki KAGAMISHIMA,pp.158-163.
28,サンバイさん,神根悊生,Tesshō KAMINE,pp.164-172.
29,イエスの譬に関する一考察,特に其の神学的意味内容について,菅円吉,Enkichi KAN,pp.173-181.
30,道教の仏教的擬装,金山龍重,Ryūzyō KANAYAMA,pp.182-188.
31,本邦における山岳修行について,岸本英夫,Hideo KISHIMOTO,pp.189-194.
32,明治仏教企業の特質について,上坂倉次,Kuraji UESAKA,pp.195-200.
33,仏教特に禅宗の儀式が我国風俗に及ぼしたる影響,来馬琢道,Takudō RAIBA,pp.201-206.
34,我国における鏡の宗教的意義,前田泰次,Yasuji MAEDA,pp.207-213.
35,日本戦史に現はれたる宗教体験,西沢頼応,Raiō NISHIZAWA,pp.214-228.
36,イエス並に同時代のラビ,ヒレル,大畠清,Kiyoshi ŌHATA,pp.229-232.
37,上代における聖徳太子信仰についての一二の考察,小倉豊文,Toyohumi OGURA,pp.233-238.
38,神学としての原始基督教史,岡田稔,Minoru OKADA,pp.239-244.
39,日本学より見たる降臨思想について,小野正康,Masayasu ONO,pp.245-251.
40,自信の体制としての回教,佐木秋夫,Akio SAKI,pp.252-257.
41,中世の神仏相関思想,竹園賢了,Kenryō TAKEZONO,pp.258-262.
42,源氏物語の神祇観,多屋頼俊,Raishun TAYA,pp.263-269.
43,三世実有説の一考察,舟橋一哉,Kazuya FUNAHASHI,pp.270-276.
44,維新の教化政策と仏教,古田紹欽,Shōkin FURUTA,pp.277-283.
45,法爾の思想,羽溪了諦,Ryōtai HATANI,pp.284-289.
46,本仏実在論,河合陟明,Akira KAWAI,pp.290-295.
47,秘密行法の性格,加藤章一,Shōichi KATŌ,pp.296-301.
48,仏成道を中心とする大乗仏教々判,木村日紀,Nikki KIMURA,pp.302-310.
49,浄土真宗の仏性論について,桐溪順忍,Zyunnin KIRITANI,pp.311-316.
50,禅の本質構造と心性の問題,増永霊鳳,Reihō MASUNAGA,pp.317-323.
51,異門(paryāya)といふことば,長尾雅人,Gajin NAGAO,pp.324-331.
52,遵式の浄土思想に現れたる『往生要集』,苗村高綱,Takatsuna NAEMURA,pp.332-337.
53,阿閦仏国経における浄土の意義,西尾京雄,Kyōo NISHIO,pp.338-344.
54,有自性論における仮説と唯識論における仮説について,野沢静証,Seishō NOZAWA,pp.345-351.
55,仏教典籍上における高麗義天の事業並に其価値,大屋徳城,Tokuzyō ŌYA,pp.352-357.
56,王法為本の溯源的考察,佐々木憲徳,Kentoku SASAKI,pp.358-363.
57,三世両重因果と異熟業感の実践的意義,全体と個の関係を中心として,佐藤密雄,Mitsuo SATŌ,pp.364-369.
58,漢訳法華経の有翻闕本について,塩田義遜,Gison Shioda,pp.370-376.
59,親鸞聖人の国家観,杉紫朗,Shirō SUGI,pp.377-381.
60,聖徳太子御製維摩経義疏における二三の問題,田中順照,Zyunshō TANAKA,pp.382-388.
61,支那における無量寿仏と阿弥陀仏,塚本善隆,Yoshitaka TSUKAMOTO,pp.389-394.
62,唯識の破析する極微説について,山口益,Susumu Yamaguchi,pp.395-400.
63,日蓮聖人の国神観,山川智応,Chiō YAMAKAWA,pp.401-405.

第6回大会記事,pp.406-410.

 

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