著作・報告書紹介
【2024年】
著者名:棚次正和
書名:『「宗教と科学の対話研究会」の歩み(上・下)――「たましひ」の「からだ」という不思議』
出版社・出版年月:デザインエッグ社・2024年9月(オンデマンド出版)
内容:宗教的叡智と科学的知識の統合を探る研究会報告。メールやエッセイを含む。
著者名:久保隆司
書名:『生成と統合の神学――日本・山崎闇斎・世界思想――』
出版社・出版年月:春秋社・2023年2月
内容:山崎闇斎の神学思想を、風土論・身心論・超越論の観点から学際的に探る。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393324073.html
著者名:レヴィ・マクローリン(山形浩生・訳、中野毅・監修)
書名:『創価学会――現代日本の模倣国家』
出版社・出版年月:講談社選書メティエ・2024年7月
内容:会員への民族誌調査等に基づき、斬新な創価学会論を展開。翻訳全体を監修。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000361486
著者名:上杉妙子
書名:『越境兵士の政治人類学――英国陸軍グルカ兵の軍務と市民権』
出版社・出版年月:春風社・2023年2月
内容:文化的実践に焦点を当てて、外国人兵士の軍務と市民権の結びつきを論じた。
http://www.shumpu.com/portfolio/915/
著者名:三木 英
書名:『ニューカマー宗教の現在地――定着する移民と異教』
出版社・出版年月:七月社・2024年7月
内容:日本に定着しつつあるニューカマー宗教に対する社会学的アプローチ。
https://www.7gatsusha.com/books/1309/
著者名:浦井 聡
書名:『田辺元──社会的現実と救済の哲学』
出版社・出版年月:京都大学学術出版会・2024年3月
内容:田辺哲学の全体像を〈倫理と宗教〉と〈社会存在論〉の二つの焦点から描く。
https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814005178.html
著者名:三隅貴史
書名:『神輿と闘争の民俗学――浅草・三社祭のエスノグラフィー』
出版社・出版年月:七月社・2023年3月
内容:神輿渡御への地域外参加者「神輿会」を事例に、東京の祭礼の最先端を描写。
https://www.7gatsusha.com/books/1158/
著者名:南地伸昭
書名:『巡礼の科学――聖なる旅が綾なす経験価値』
出版社・出版年月:弘文堂・2024年2月
内容:日本の巡礼ツーリズムの経験価値を定量的に捕捉し、その実相を明らかにする。
https://www.koubundou.co.jp/book/b10045324.html
著者名:木瀬康太
書名:『キェルケゴール美学私考――イロニーと良心』
出版社・出版年月:北樹出版・2024年2月
内容:イロニーをもたらす「知」と、良心に根ざした「信仰」との相剋を考察する。
http://www.hokuju.jp/books/view.cgi?cmd=dp&num=1245
編者名:ジェンダー事典編集委員会
書名:『ジェンダー事典』
出版社・出版年月:丸善出版・2024年1月
内容:「宗教と信仰」に1つの章が割り振られたジェンダー事典として画期的なもの。
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b305479.html
【2023年】
著者名:岡本亮輔
書名:創造論者vs. 無神論者──宗教と科学の百年戦争
出版社・出版年月:講談社・2023年9月
内容:スコープス裁判から新無神論者までの創造論者と無神論者の闘争史を追いながら、宗教と科学の今後の関係性を模索する。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000381113
著者名:下村育世
書名:『明治改暦のゆくえ――近代日本における暦と神道』
出版社・出版年月:ぺりかん社・2023年2月
内容:明治改暦以降の政府統制の暦と、近代神社・神道や天皇制との関係を考察。
http://www.perikansha.co.jp/Search.cgi?mode=SHOW&code=1000001915
編者名:中野毅・平良直・粟津賢太・井上大介
書名:『占領改革と宗教――連合国の対アジア政策と複数の戦後世界』
出版社・出版年月:専修大学出版局・2022年9月
内容:諸連合国の対日政策、南西諸島や旧植民地での占領、宗教、天皇制を再検討。
http://www.senshu-up.jp/book/b612924.html
編者名:伊原木大祐・竹内綱史・古荘匡義
書名:『宗教学(3STEPシリーズ 4)』
出版社・出版年月:昭和堂・2023年4月
内容:近年の研究を踏まえた概説と、具体的な事例や問いで宗教学の深みに誘う。
http://www.showado-kyoto.jp/book/b620511.html
著者名:杉岡良彦
書名:『共苦する人間――医学哲学から宗教と医学を考える』
出版社・出版年月:春秋社・2023年2月
内容:医療現場や科学的データも踏まえつつ両者の関係を医学哲学の立場から考察。
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393324080.html
著者名:早川祥賢(敦)
書名:『道元『正法眼蔵』仏経・無情説法 略解』
出版社・出版年月:東北大学出版会・2023年2月
内容:道元『正法眼蔵』の「仏経」巻と『無情説法』巻の現代語訳と解説。
https://www.tups.jp/book/book.php?id=461
著者名:井川裕覚
書名:『近代日本の仏教と福祉――公共性と社会倫理の視点から』
出版社・出版年月:法藏館・2023年1月
内容:仏教社会福祉事業を通して近代日本の公共空間の形成過程を示した著書。
https://pub.hozokan.co.jp/book/b618066.html
編者名:イスラーム文化事典編集委員会
書名:『イスラーム文化事典』
出版社・出版年月:丸善出版・2023年1月
内容:中東だけでなく東アジア、欧米などさまざまな地域のイスラーム文化を紹介。
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b304783.html
編者名:MATSUMARU Hisao, ARISAKA Yoko, Lucy Christine SCHULTZ
書名:Tetsugaku Companion to Nishida Kitarō
出版社・出版年:Springer, 2022 (Hardcover Book, eBook)
内容:西田哲学展開の各局面の解明を試みた。全体の見渡しは「導入」に見出せる。
https://link.springer.com/book/10.1007/978-3-319-41784-4
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