東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また未曾有の災害により犠牲となられた方々には深い哀悼の意を表します。
会員の皆様の中にも震災の被害に遭われた方々が少なくないことと存じます。
すでに復興への道を歩み始めておられる方もおられましょう、なお、困難な状況にある方々もおられましょう。心よりお見舞い申し上げます。
震災の被災者に対する支援活動に関わっておられる会員の方々には深い敬意を表します。4月9日の理事会でも確認いたしましたが、日本宗教学会は普段の学会活動を維持し、それを通して被災者支援、被災地復興、そしてこの震災の意味を考え直していきたいと考えております。
大震災による未曾有の困難に直面していることを踏まえ、宗教学の立場から、日本の未来への希望を育てるべく、学会の今後の活動がどうあるべきか、会員諸氏からのご提言やご意見を頂戴できますよう、役員の皆さんとともにお願い申し上げます。
2011年4月10日
日本宗教学会 会長 島薗進