新第11巻第2号(*81号)

『宗教研究』新第11巻第2号(*81号)
昭和9(1934)年3月1日発行


第1巻第1号

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――目次――
1,仏陀最初説法の研究,宮本正尊,Shōson MIYAMOTO,pp.1-29.
2,金蔵の発見について,常盤大定/橋川時雄/服部宇之吉,Daizyō TOKIWA/Tokio HASHIKAWA/Unokichi HATTORI,pp.30-41.
3,宗教の心理的基礎,フラワーの宗教心理学説の反省,上野隆誠,Ryūzyō UENO,pp.42-51.
4,宗教的境地とその思想的表現との「ひらき」,天台の方便論を引例して,石津照璽,Teruji ISHIDSU,pp.52-66.
5,近世における科学的宇宙観の発達に対する反動について,特に僧侶の運動について,伊東多三郎,Tasaburō ITŌ,pp.67-92.
6,高砂族の巫女に関する資料,パイワン族とアタヤル族とにおける,古野清人,Kiyoto FURUNO,pp.93-106.
7,唯識二十論における四事の疑難について,田中順照,Zyunshō TANAKA,pp.107-114.
8,婆羅門僧正について(つづき),寧楽仏教史序考,堀一郎,Ichirō HORI,pp.115-132.
9,テイリッヒの「カイロス」思想と宗教の実現,Tillich,P., Religiöse Verwirklichung,亀徳正臣,Masaomi KAMETOKU,pp.133-141.
10,「聖徳太子御製法華義疏の研究」について,花山信勝氏の功績を顧みる,吉田龍英,Ryūei YOSHIDA,pp.142-148.
11,シユライエルマツヘルの百年祭,Zeitschrift für Theologie und Kirche-4H.1933,長沢俊雄,Toshio NAGASAWA,pp.149-158.
12,新刊紹介,pp.159-177.